この記事ではライブハウスでのマナーに関して書いていこうと思います。
服装や髪形もマナーに含まれますが、それはこちらの記事で書いています。
もちろんマナーなので強制するものではありませんが、自分だけの空間ではないので少し気に留めているとより最高の空間ができるんじゃないかと思っております。
目次
ライブハウスでのライブマナー
主に前方エリアに行く人に向けて書いていきます。
大声で歌わない
これ結構いるんですが、正直アーティストの歌が聴こえなくなったりするのでやめたほうがいいかもしれません。
ただアーティストに求められた時は全力で応えましょう!シンガロング最高!!!
モッシュ・サークルピットに関して
曲によってはモッシュや、サークルピットを作って楽しみたい!って時もあるとは思いますが、周りを無理矢理巻き込んでまで作るのはやめましょう。
楽しみ方にはゆっくり後ろで観たりと色々な楽しみ方があります。
ちなみにモッシュとサークルに関して書いておきます。
モッシュ
ヘヴィメタルやパンクなど激しい音楽のライブでよくみられる、熱狂的な人が盛り上がって踊りすぎて巻き起こるいわゆる激しいおしくらまんじゅうのようなもののことを指します。
サークル
観客が輪になってぐるぐる回ることです。主にアップテンポの曲で行われます。
ダイブに関して
ダイブとは
簡単に言うと人の上をころころと転がることです。
そのままステージ最前まで行くとセキュリティにキャッチしてもらえますが、途中で落ちることもあります。
※厳密にはこれをクラウド・サーフと言って、ダイブはステージから客席に飛び込むことを言いますが、最近では全部ひっくるめてダイブと言われています。
ダイブは支え合いです。もし近くでダイバーが発生したら支えてあげましょう。
ダイブする側も支えてもらっている人がいるということを忘れずに、下記のことを守りましょう。
- 乱暴に上がらない
- 上で足をジタバタしない
- 傷つける可能性があるようなアクセサリーをつけない
- ヒールを履いてダイブしない
最初はなかなか難しいと思うので、うまいダイバーさんをよく見てみましょう!
ちなみに角が立つことを承知で言いますが
「今日ここで絶対ダイブするんだ!」
「最低でも○回はダイブする!」
めちゃくちゃダサいのでやめましょう。
本来、ダイブやモッシュは禁止されていることがほとんどです。
しかしそれはあくまで建前で、何かあった時にライブハウス側が責任を取れないという理由からそういう風に言わざるをえないということ。
ただそうやって禁止されてはいるけど…、ごめん!我慢できない!ってなってダイブやモッシュが起こるからライブハウスという場所は最高なわけです。
04 Limited SazabysのフロントマンであるGENくんはMC中にしっかりと衝動で起こるダイブが好きだと公言してますし、10-FEETのTAKUMAさんも昔ブログにてダイブやモッシュへの思いを語っています。
※すでに該当記事は削除されていますが、内容をそのまま転載してあるブログを見つけましたので載せておきます。
まずたくさんのバンド仲間と話した中で共通の意見はみんな「怪我はして欲しくないがダイヴが無くなると寂しい」という思いが基本でほとんどだが、もともと僕達が思っていた本当の「ダイヴ」というのは「久しぶりに興奮し過ぎて本当に我慢が出来なくなってダイヴしてしまった」とか「わけがわからなくなって気がついたらダイヴしてた」とかだと思う。
決して遊園地の乗り物みたいに「あれに乗りたいなぁ」みたいなものじゃ無いと思うんだ。
というわけで本当にどうしてもテンションが上がりすぎたら華麗に空を舞いましょう笑
水撒き
これはよくフェスで見かけるのですが、ペットボトルを投げて水を周りにばらまくっていう行為です。
こう書くとめちゃくちゃな行為ですよね笑
この水撒きをライブハウスでもする人がいるんですけど、本当にやめましょう。
なぜかというと簡単で、撒かれた水がバンドの機材やライブハウスの備品であるモニターやスピーカーにかかると、下手したら故障して演奏ができない状況になってしまうからです。
しかも楽器や機材は数十万、高いものになると数百万円もする高価なものです。
それ、弁償できますか?
個人的には一番最低でかっこ悪い行為だと思ってます。絶対にやめましょう。
困った人がいたら助ける
靴ひもを結びなおしてる人がいたら周りを囲んで空間を作ってあげましょう。(靴ひもが解けたらひとまず後ろのスペースに避難しましょう。)靴ひもを結びなおしてる所でモッシュが起きると大変危険です。
同じように、しんどそうにしてる人がいたら助けてあげましょう。
痴漢・スリ
これはもう論外ですね。
痴漢に関しては女の子はもし被害にあったら勇気を出して周りに助けを求めましょう。
恥ずかしさで声を出せない気持ちもわかりますが、痴漢は立派な犯罪です。
スリに関しては、サイフや貴重品をロッカーに預けるなどして自衛をしましょう。
まとめ
気をつけていても他人に腕や体の一部分が当たって痛い思いをさせてしまったりしてしまうこともあると思います。そういう時はしっかり謝りましょう。音が鳴ってると声が聞こえないと思いますので、そういう時はジェスチャーでも大丈夫です。
うだうだ書いていきましたが、結局最後は思いやりの心です。何かあれば謝ったり感謝することを心がけましょう!
ライブ当日の楽しみ方はこちらの記事で。